youdaiのBlenderのおすすめAddon
目次
気をつけるべきポイント
注意点
重たいAddonを使用する時は「インターフェイスを固定」にチェックを入れること
Lightsheetなどの動作の重たいAddonを使用する時は、インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
このページで紹介しているAddonは主にBlender 2.83用
このページで紹介しているAddonは主にBlender 2.83用です。
Blender 2.83は現時点で最新のBlender 3.6がリリースされた今でも全Blenderのバージョンの中で、使用できるAddonが最も多いバージョンです。
実用的なものから、実験的なもの、そもそもが研究用のもの、発想がユニークなものも多く、バリエーションが豊富です。
ちなみに
Blender 2.93でも2.83用のAddonは使用できることが比較的多いです。
Blender 3.x系では99.999999%以上のBlender 2.83 Addonの互換性がなく、ここで紹介しているBlender 2.8x~2.9x系のAddonは基本的には使えないと思った方がいいでしょう。
Addonの配布場所について
実際の公式配布場所について
スクリプト中に配布場所が記載されている場合は、このページではそれを公式として配布元として記載しています。
しかし実際の公式や最新バージョンはGitHubではなく、作者のBlogであったり、作者のGoogle Driveであったりすることも多いです。最新バージョンや過去のバージョンが欲しければ、そちらも調べましょう。
スクリプト中に公式配布場所が記載されていないケースについて
スクリプト中に公式の配布場所が記載されていないケースもあるのですが、その場合はそのAddonを入手した場所の大本をこのページでは記載しています。公式配布場所を作者があえて決めていないケースもあるからです。
GitHubの場合、Addon名や作者名を検索すれば大抵Hitしますので、そこからダウンロードしましょう。ただし、ブランチ名が異なる、もしくは複数のバージョンでブランチに細かく分かれている場合も多いですので、注意しましょう。
その時に使うAddonだけオンにすること
複数のAddonを1度にオンの状態にすると動作パフォーマンスに悪影響を与えます。
その時、使用するAddonだけオンにしましょう。
頻繁にオン・オフをしたい場合は、「ワークスペース」の「アドオンをフィルタリング」にチェックを入れて、使いたいものをフィルタリングしましょう。
注意
ただし、Addonによっては他のAddonがオンの状態が必須なものもあります。
「Import / Export」関係のAddonを、別のAddonが使用している場合があります。
「Cycles」をAddonが使用している場合があります。
上記のAddonは、デフォルトでオンになっているものについては、基本的に常時オンにしておいた方がいいでしょう。
Addon一覧
3Dビュー
MeasureIt - オブジェクトの寸法をビューポートに表示してくれるAddon
- author
Antonio Bazquez ( antonioya )
- version
1.8.1
オブジェクトの寸法をビューポートに表示してくれるAddonです。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
The Lightmapper - ライトマップのベイクを補助するAddon
- author
Alexander Kleemann @ Naxela
- version
0.3.1.1
- 配布元
ライトマップのベイクを補助するAddonです。
Blenderでライトマップを手動でベイクしようとすると、面倒な手順を必要とするのですが、このAddonはそれを自動化してくれます。(マテリアルの設定から、デノイズ、フィルター、エンコーディングまでも含めて、一連の手順を自動化している)
設定も詳細に指定できるので、非常に便利です。
重要
このAddonはCyclesを必要とします。
このAddonを使用する時は、「Cycles」Addonを必ずオンにしましょう。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
追加カーブ
Curve Tool - カーブの色々な種類の編集ができるAddon
- author
Mackraken
- version
0.4.4
カーブの色々な種類の編集ができるAddonです。
フィルや配列など、標準ではできない様々な編集を補助してくれます。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
Extra Objects - 様々なカーブを生成するAddon
- author
Multiple Authors
- version
0.1.4
様々なカーブを生成するAddonです。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
追加メッシュ
Advanced Cones - 様々な種類のコーンを生成するAddon
- author
Mackenzie Crawford
- version
2.0.2
- 配布元
様々な種類のコーンを生成するAddonです。
ちなみに
Blender 2.93系Addonですが、Blender 2.83でも使用できます。
Extra Object - 様々な形状を生成するAddon
- author
Multiple Authors
- version
0.3.6
様々な形状を生成するAddonです。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
Fibonacci Sphere - フィボナッチ球を生成するAddon
- author
Ben Wendt
- version
0.0.1
- 配布元
https://github.com/rbwendt/blender-add-mesh-fibonacci-sphere
フィボナッチ球を生成するAddonです。
Geodesic Domes - 様々なジオメトリ形状のドームを生成するAddon
- author
Andy Houston
- version
0.3.6
様々なジオメトリ形状のドームを生成するAddonです。
幾何学的な形状を生成する時に便利です。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
Low Poly Rock - シンプルなローポリの岩を生成するAddon
- author
PIXELDEPTH.net
- version
1.0
- 配布元
ローポリの岩を生成するAddonです。
ちなみに
Blenderの標準にも岩を生成するAddonはあるのですが、ハイポリ過ぎて使いにくいです。
Simple Asset Manager - シンプルなアセットマネージャー
- author
Dawid Huczyński
- version
1.2.1
- 配布元
Blender 2.83用のシンプルなアセットマネージャーです。
ちなみに
Blender 2.83より後のバージョンで、Blender 3.0の時に標準でアセットマネージャーが実装されましたが、Simple Asset Managerはその百倍は使いやすいです。
Blenderの開発陣はぜひ、このAddonを参考にしてほしいです。
Mtree - 樹木をモジュールで生成するAddon
- author
Maxime Herpin
- version
3.1
- 配布元
Mtreeはmodular treeともスクリプトに書かれています。どちらが正式か分からなかったのですが、Addon名はMtreeと書いてあるので、そちらに従いました。
Mtreeはモジュールで樹木を生成するAddonです。
ちなみに
Blenderの標準にも樹木を生成するAddonはあるのですが、使いにくいです。
アニメーション
AnimAll - 様々な属性をアニメーションに組み込むAddon
- author
Daniel Salazar
- version
0.8.3
様々な属性をアニメーションに組み込むAddonです。
例えば、このAddonを使用すればE-ベベルやクリース等の、標準ではアニメーションに組み込めない要素をアニメーションに組み込むことができます。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
Spring Bones - バネの挙動をボーンに組み込むAddon
- author
Artell
- version
0.9
- 配布元
バネの挙動をボーンに組み込むAddonです。
「アニメーションをベイク」すれば、FBX等にも反映できます。
Wiggle Bone - 揺れ動きの挙動をボーンに組み込むAddon
- author
Steve Miller
- version
1.5.1
- 配布元
揺れ動きの挙動をボーンに組み込むAddonです。
Spring Bonesと比較して、柔らかい揺れ動きが実装できることが特徴です。
「Bake Wiggle」でアニメーションをベイクすれば、FBX等にも反映できます。
機能面で言えば、Spring Bonesよりも多機能です。
インターフェイス
照明
Dynamic Sky - 簡易的に背景の空を生成するAddon
- author
Pratik Solanki
- version
1.0.6
簡易的に背景の空を生成するAddonです。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
Lightsheet - フェイクのコースティクスを生成するAddon
- author
Markus Ebke
- version
1.0
- 配布元
フェイクのコースティクスを生成するAddonです。
Blender 2.83は標準ではコースティクスを生成できませんが、Lightsheetを使用すればフェイクのコースティクスを生成できます。
フェイクといっても、そのクオリティはBlender 3系で実装されたCycles Xのコースティクスよりも「より本物らしい」ものになっています。
しかも、LightsheetはCycles上だけではなく、Eevee上でも使用できます。
非常に素晴らしいAddonです。
重要
このAddonはCyclesを必要とします。
Cyclesを使用しなくても、Lightsheetが使用しています。
このAddonを使用する時は、「Cycles」Addonを必ずオンにしましょう。
注意
Blender 2.83で使用する場合は、「インターフェイスを固定」がオンでないと必ず落ちます。
使用する時は「インターフェイスを固定」を絶対にオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
メッシュ
Edit Mesh Tools - メッシュに対して様々な種類の編集ができるAddon
- author
Meta-Androcto
- version
0.3.6
メッシュに対して様々な種類の編集ができるAddonです。
Edit Mesh Toolsは、これでしかできない動作をするというより、よく使うメッシュ編集をEdit Tabに纏めたものです。
これを使用すると、効率的にメッシュ編集ができます。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
LoopTools - メッシュに対して様々な種類の編集ができるAddon
- author
Bart Crouch, Vladimir Spivak (cwolf3d)
- version
4.7.3
メッシュに対して様々な種類の編集ができるAddonです。
Edit Mesh Toolsとは異なる種類の編集ができます。
LoopToolsは、これでしかできない動作をするというより、よく使うメッシュ編集をEdit Tabに纏めたものです。
これを使用すると、効率的にメッシュ編集ができます。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
Mesh Tension - テンションマップ(圧力マップ)を適用するAddon
- author
Steve Miller
- version
1.3.0
- 配布元
テンションマップ(圧力マップ)を適用するAddonです。
流体力学的なテンションマップ(圧力マップ)を属性として取得できるようになります。
Mesh Tensionを利用すれば、皺などを自動的に生成することができます。
テンションマップ系のAddonは他にもありますが、これはその中で比較的安定的に動作するものになります。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
PolyQuilt - メタセコイア風のメッシュ編集ができるAddon
- author
Sakana3
- version
1.2.0
- 配布元
メタセコイア風のメッシュ編集ができるAddonです。
Blenderのメッシュ編集を本質的に変化させたAddonで、Blenderでのメッシュ編集が劇的に簡単になります。
ローポリの作成から、手動でのリトポロジまで広く利用されています。
現在では必須のAddonのひとつだと思います。
tinyCAD Mesh tools - CAD風メッシュ編集Addon
- author
zeffii (aka Dealga McArdle)
- version
1.3.2
CAD風メッシュ編集Addonです。
3DCAD風の編集方法でメッシュを編集できます。
Blender上で2Dの製図をする時に必須のAddonです。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
EdgeFlow - エッジを周囲と循環させるAddon
- author
Benjamin Sauder
- version
0,5
- 配布元
エッジを周囲と循環させるAddonです。
リラックスと編集効果が似ていますが、リラックスが「選択した対象を基準にリラックス」するのに対して、EdgeFlowは「周囲の頂点と循環させた形でリラックス」(set flow)したり「周囲の頂点と循環させた形で線形整列」(set linear)することができます。
Forgotten Tools - かつてBlenderの基本機能になるはずだった機能を集めたAddon
- author
Stanislav Blinov
- version
0,5,0
- 配布元
Forgotten Toolsはどちらかといえば実用的というよりは研究目的寄りのAddonで、これはかつてBlenderの基本機能になるはずだった機能を集めてBlender 2.8系でAddonとして実装したものになります。
主な機能一覧
DICE FACESメッシュをサイコロ状に分割します。
HINGEスピンツールのバリエーション。ヒンジします。
SEPARATE DUPLICATE選択を保存します。
FIND SHARP EDGES現在の選択範囲内でのみ角度によってエッジを検索できます。
CONNECT選択したエッジまたは面をカットし、セグメントの数を編集したり、ピンチ/スプレッドしたりします。
GRID FILL ALL通常のGrid Fillと異なるGrid Fillです。選択した閉ループごとにグリッド フィルを実行します。
STRAIGHTEN選択したループを指定すると、開始点と終了点の間でループを直線化します。
LOOP/RING SELECTION HOTKEYSループ/リング選択ホットキー
Alt+2 - ループを選択
Ctrl+Alt+2 - リングを選択
Alt+3 - 境界ループを選択
Ctrl+Alt+3 - 境界ループの選択を解除します
Alt+4、Ctrl+Alt+4 - ループの内側/外側領域を選択します
PROPAGATE ACTIVE UV MAPアクティブ UV マップの伝播
REMOVE FROM HIERARCHY階層から削除します。文章で説明するとイメージを掴みにくいので、公式ページを参照してください。
ノード
Animation Nodes - 汎用の手続き型ノードエディター
- author
Jacques Lucke, Omar Emara
- version
2.2.2
- 配布元
汎用の手続き型ノードエディターです。
名前こそAnimation Nodesですが、実際には色々な分野に応用できる汎用の手続き型ノードエディターです。
手続き型モデリングから、その名前の通り手続き型アニメーションに対しても使用できます。
非常に汎用性が高く、Blender 3.4のジオメトリエディターと比較しても現在でもAnimation Nodesの方が多機能かつ高機能です。
ただし、動作パフォーマンスについてはBlender 3.4のジオメトリエディターの方が軽快だと思います。
Blender 2.83ではプレリリース版のAnimation Nodes version 2.2.2 が使用可能です。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
Animation NodesとSorcarとSverchokは機能が競合しており、同時に使用すると動作が不安定になります。Animation Nodesを使用する時はSorcarとSverchokは必ずオフにしましょう。
Node Wrangler - ノード編集Addon
- author
Bartek Skorupa, Greg Zaal, Sebastian Koenig, Christian Brinkmann, Florian Meyer
- version
3.36
ノード編集Addonです。
説明不要なほど有名かつ基本的なAddonです。
一応説明すると、シェーダーエディターなどのノードを成形したり、便利なショートカットを追加したりするAddonです。
Blenderを使用する上で必須のAddonです。使用方法を必ず習得しましょう。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
Sorcar - 手続き型モデリング特化型ノードエディター
- author
Punya Aachman
- version
3.2.1
- 配布元
Animation Nodesは汎用型の手続き型ノードエディターなのですが、このSorcarは手続き型モデリング特化型ノードエディターと言えます。
直感的に使用できるノードが多いのが特徴で、習得しやすい手続き型系です。
ちなみに、Sorcarでもアニメーションは可能です。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
Animation NodesとSorcarとSverchokは機能が競合しており、同時に使用すると動作が不安定になります。Sorcarを使用する時はAnimation NodesとSverchokは必ずオフにしましょう。
Sverchok - 建設系特化型手続き型ノードエディター
- author
sverchok-b3d@ya.ruvarious authors seehttps://github.com/nortikin/sverchok/graphs/contributors
- version
0.6.0.0
- 配布元
建設系特化型手続き型ノードエディターです。
解説には「Parametric node-based geometry programming」とあります。
主に建設系関係で使用されることが海外では多いようです。
Animation NodesやSorcarと比較すると、Sverchokは非常に難解です。
できればAnimation NodesでやれることはAnimation Nodesでやった方が早いし、簡単です。
Sverchokを使う時はSverchokでしかできないことや、向いていることをしましょう。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
Animation NodesとSorcarとSverchokは機能が競合しており、同時に使用すると動作が不安定になります。Sverchokを使用する時はAnimation NodesとSorcarは必ずオフにしましょう。
オブジェクト
Bezier Utilities - Photoshop風のベジエ曲線カーブ編集Addon
- author
Shrinivas Kulkarni
- version
0.9.95
- 配布元
Photoshop風のベジエ曲線カーブ編集ができるAddonです。
JCurve Tools - カーブ変形自動化Addon
- author
Jayanam
- version
0.2.0.0
- 配布元
メッシュに対するカーブ変形のモディファイヤーを自動化するAddonです。
メッシュに対するカーブ変形のモディファイヤーは「配列」、「シンプル変形」、「カーブ」の順番でモディファイヤーを適用しなければなりませんが、このJCurve Toolsはそれを自動化してくれます。
JMesh Tools - ハードサーフェスモデリングAddon
- author
Jayanam
- version
1.9.2.9
- 配布元
ハードサーフェスモデリングに適したAddonです。
JRemesh Tools - Instant Mesh連携Addon
- author
Jayanam
- version
0.3.0.1
- 配布元
リトポロジーツールのInstant MeshとBlenderを連携するAddonです。
メニューからボタン1つでInstant Meshを使って、リトポロジーができます。
JRemesh Toolsを使用するには、Instant Meshを予めダウンロードして使えるように解凍しておく必要があります。
なお、より詳細にリトポロジーしたい場合はInstant Meshを直接使用した方がいいでしょう。
ちなみに
なお、今後のバージョンでは、Instant Mesh以外のリトポロジーツールとも連携できるようにすることを予定しているそうです。
Massive Boolean - 多機能ブーリアン処理Addon
- author
Philipp Seifried
- version
0.1.0
- 配布元
多機能なブーリアン処理ができるAddonです。
Blender 2.83はブーリアン処理が苦手ですが、このMassive Booleanは様々なフェニッシュ処理を施すことで、ブーリアン処理の成功確率を高めています。
Blenderはversion 2.9以降からさらに高度なブーリアン処理を施せるようになりましたが、処理実行速度が遅く、成功率もあまり高くありません。
Massive Booleanの方が処理が早く、様々なフェニッシュ処理を選択できるので成功率も高いです。
ちなみに
なお、Massive Booleanで処理するとメッシュが三角ポリゴン化してしまいますが、それはショートカットキーの「Ctlr + Alt」(三角面を四角面に)で、簡単に四角面化できます。
V-HACD - 当たり判定メッシュ自動生成Addon
- author
Alain Ducharme (original author), Andrew Palmer (Blender 2.80)
- version
0.35
- 配布元(Blender Addon)
- 配布元(V-HACD)
ゲームや物理演算等で使用するための当たり判定用メッシュを自動生成できるAddonです。
上手にローポリで生成してくれるので、ゲームで使用するための当たり判定用メッシュの生成に向いています。
重要
使用するにはtestVHACD.exe(VHACD.exe)が必要です。
https://github.com/andyp123/blender_vhacd/のGithubページをよく読んで、testVHACD.exeをダウンロードしておきましょう。
このAddonは標準で同梱されているAddonの「Web3D X3D/VRML2 format」を必要とします。このAddonを使用する時は、「Web3D X3D/VRML2 format」Addonを必ずオンにしましょう。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
W_Mesh_28x - 詳細なプリミティブ形生成Addon
- author
Vit Prochazka
- version
0.1
- 配布元
詳細なプリミティブ形の生成ができるAddonです。
ペイント
Vertex Color Master - 様々な頂点カラー編集ができるAddon
- author
Andrew Palmer (with contributions from Bartosz Styperek)
- version
0.84
- 配布元
様々な頂点カラー編集ができるAddonです。
ちなみに
ちなみに、手続き的に頂点カラーを設定したい場合は、Animation nodeで処理すると便利です。
パーティクル
HairNet - オブジェクトから、ヘアーの形状を生成するAddon
- author
Rhett Jackson
- version
0.6.1
- 配布元
オブジェクトから、ヘアーの形状を生成するAddonです。
使い方はすこし難しいので、Youtubeなどで配信されている講座をよく見て使いましょう。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
ManeGen - オブジェクトから、ヘアーの形状を生成するAddon
- author
Jandals
- version
1.0
- 配布元
オブジェクトから、ヘアーの形状を生成するAddonです。
こちらはHairNetとは異なり、メッシュ形状でヘアーの形状を生成します。
HairNetより簡単な操作で使用できます。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
重要
Blender 2.8系でしか動作しません。
ちなみに
ManeGenの不具合でAddonの「全て」上にしか表示されませんが、このページではパーティクルに分類しました。
Blender上では分類されないだけで、正常に動作します。
レンダー
Cycles - シンプルなパストレーシングレンダリングエンジン
Blenderの標準のレイトレーシングレンダリングエンジンです。
現在、最新のCyclesはCycles X(サイクルステン)と言って、Blender 2.83から2.93までのCyclesとは仕組みも機能も異なります。
今は、この無印のCyclesのことを、旧Cyclesとも呼びます。
この旧Cyclesはレイトレーシングレンダリングとしては仕組みが古いのですが、その分、シンプルで使いやすく、初心者向きのレイトレーシングエンジンとなっています。
かつてはこの旧Cyclesは同時期のレイトレーシングと比較して使い勝手が非常に良かったため、フリーソフトの中では最高のレイトレーシングエンジンとも言われたこともありました。
ただし、同時期や後出のレイトレーシングエンジンの発展は目覚ましく、この旧Cyclesが「最高のレイトレーシングエンジン」と呼ばれた時期は実際にはあまり長くありませんでした。
今あえて古いBlenderのバージョンを使って、この旧Cyclesでレンダリングする意味というのはあまりないのですが、初心者においてはまずこの旧Cyclesから触れた方がレイトレーシングの仕組みを理解する上では良いと思います。
ちなみに
Lightsheetを使えば、旧Cyclesでも、フェイクですがコースティクスを使用できます。
LuxCore - BlenderでLuxCoreRenderが使用できるAddon
- author
Simon Wendsche (B.Y.O.B.), Michael Klemm (neo2068), Philstix
- version
2.5
- 配布元
BlenderでレイトレーシングレンダラーのLuxCoreRenderが使用できるAddonです。
LuxCoreRenderは個人的に最高のレイトレーシングレンダラーだと思っています。多機能で、癖がなく、動作も安定していて、非常に使いやすいです。
LuxCoreRenderは、旧CyclesやCyclesXなどのRGB型のパストレーシング型ではなく、波長ベースのスペトクルレイトレーシング型となっています。
ただし、波長ベースといってもLuxCoreRenderは波長ベース特有のパラメータの難解さはなく、とても使いやすいです。
重要
Blender 2.8系はLuxCore 2.5までしか使用できません。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
Radeon ProRender - BlenderでRadeon ProRenderが使用できるAddon
- author
AMD
- version
3.5.7
- 配布元
BlenderでRadeon ProRenderが使用できるAddonです。
Radeon ProRenderは、旧CyclesやLuxCoreと比較して不安定なのですが、非常にリアルなレイトレーシングの仕組みが実装されています。
Radeon ProRenderは、旧CyclesやCyclesXなどのRGB型のパストレーシング型ではなく、波長ベースのスペトクルレイトレーシング型となっています。
同じ波長ベースのLuxCoreとは異なり、このRadeon ProRenderは波長ベース特有のパラメータの難解さそのままの、非常に複雑な仕組みとなっています。
ですが、「AMD Radeon ProRender Material Library」というRadeon ProRender用の大量のマテリアルライブラリがリリースされているのでそれを参考にしてマテリアルを作成することができます。(逆にこのライブラリなしにRadeon ProRender用のマテリアルを作成するのは非常に困難と言えます。必ずダウンロードしておきましょう)
Radeon ProRenderは複数のバージョンがリリースされているのですが、3.3.37が安定版です。安定版としてリリースされてはいるのですが、それでもとても不安定です。
なのでRadeon ProRenderは不安定なものだと割り切って、思い切って最新版を使ってみるのもいいかもしれません。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。
UV
DreamUV - UVの方をテンプレート化するという逆転の発想のUVのAddon
- author
Bram Eulaers, Draise
- version
0.9.1
- 配布元
通常、UVというものはテクスチャごとに作成します。
ですが、このDreamUVは逆転の発想をしていて、UVをDreamUV形式でテンプレート化することができます。
テクスチャの画像については、DreamUV形式で作っておけば、モデルごとにテクスチャをベイクしなくても、それを複数のモデルで使用することが可能になります。
これは非常に素晴らしいアイデアだと思います。
もちろん、DreamUV形式が向かないUVのケースもありますが、それでもこれが使用できるケースはこのAddonは非常に便利であり、UVに対する考え方を本質的に変えたAddonだと思います。
重要
DreamUV 0.9.1は、Blender 2.9系のAddonですが、Blender 2.83でも使用できます。
Magic UV - 様々なUV編集ができるAddon
- author
Nutti, Mifth, Jace Priester, kgeogeo, mem, imdjs, Keith (Wahooney) Boshoff, McBuff, MaxRobinot, Alexander Milovsky
- version
6.2.0
様々なUV編集ができるAddonです。
ちなみに
デフォルトで収録されているAddonです。
TexTools - 多機能のテクスチャベイクAddon
- author
renderhjs, franMarz, Sav Martin
- version
1.4.4
- 配布元
多機能のテクスチャベイクAddonです。
多機能なだけではなく、操作も簡単で、高速にテクスチャをベイクすることができます。
重要
このAddonはCyclesを必要とします。
このAddonを使用する時は、「Cycles」Addonを必ずオンにしましょう。
注意
使用する時は「インターフェイスを固定」を必ずオンにしましょう。
メモリの使用方法が改善され、動作が安定し、落ちにくくなります。